2026.03.01 | 調査コラム
「AIが変える医療現場 ― ダビンチ特許切れ後に広がる手術ロボット競争と診断精度向上の潮流」
米国Intuitive Surgical社が開発した手術支援ロボット「ダビンチ」は、長らく市場を独占する存在でした。しかし、同ロボットの主要な特許が2019年に切れたことで、多くの医療機器メーカーがこの分野へ参入し始めています。その結果、競争環境が一気に活性化し、ロボットの小型化、低コスト化、さらには人工知能(AI)の導入が加速しています。従来は医師の巧みな手技を再現・支援することに重点が置かれていましたが、現在はAIが医師を補完・強化する新たな段階へ移行しつつあります。
本稿では、「遠隔手術」、「AI画像診断」、「AI医療機器企業の動向」について、その最新の潮流を整理します。